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頭のハチの出っ張った人に似合う、リーゼントの作り方!
こんにちは。
浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。
リーゼントって海外から入って来たヘアースタイルです。特に白人の間で流行ったヘアースタイル。元々はポンパドール(フロントのトサカ)っていうんだけど、日本では全ての名称をリーゼントと呼んでいるから、部分的な名前はあんまり関係ないんだよね。とにかくリーゼント=ポンパドールが、日本人の常識でリーゼントということになっているんです。そんなリーゼントは、白人が似合うヘアースタイルなんですよね。
白人の頭(コーカソイド)の形ってご存知ですか?
顔が面長で、頭の後ろも日本人みたいに絶壁ではなくて、綺麗な湾曲をしてますよね。そして顔が小さいし頭の形が凄く綺麗なんです。奥行きがある頭の形だから、ビシッと決まったリーゼントができるんですよね。シャープに決まった形に作りやすいんです。
それに比べ僕も含めて日本人(モンゴロイド)は、頭がデカく顔の横幅が広く絶壁なんです。中には綺麗な小顔の方も見えますが、一般的にはこういった傾向にあります。
白人は奥行きがあり、日本人は頭が前後に短く奥行きがないんです。そのためにどうしてもハチが貼ってしまうんですよね。このハチが邪魔をしてカッコいいリーゼント(ポンパドール)を作れない人が多いんです。顔が横に広いから、ポンパドールの高さを出さないと格好がつかないんです。
でもなかなかフロント(ポンパドール)の高さを出すことが苦手な人が多いんです。それはさっき書いた様にハチが張っているために、横の広がりが目立ってしまい、高さを出しにくい、相当高くないとただのオールバックになってしまうからなんです。
(オールバック) 同じ人 ⇅
(ハチをつぶしポンパドール(フロント)を強調)
ではどうしたらいいのか!大事なのはハチを潰すことです。潰すといっても叩いたりして潰すのではなく、その部分を極端に抑える(ペタッとした感じにする)ことで、フロント(ポンパドール)は浮き出てくるんです。
それか昨日のお客さんの様に、ヘチを少し越えるくらいにバリカンを入れ、完全にハチをの出っ張りを潰してしまうことです。これもポンパドールを強調するための、ツーブロック リーゼントなですよね。どちらにしてもハチをまず抑えてから、サイドを抑え、フロントのポンパドールを高く強調してみてください。
(
(ツーブロックにしてハチの上までバリカンを入れる)
この記事の投稿者
乗本和男