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中間期の浦川漁協の鮎の友釣り情報!
こんにちは。
浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。
今年は久しぶり琵琶湖産の稚魚が放流されるということで、鮎の友釣りファンは希望を抱いて、解禁の時を待ち続けました。6月6日土曜日の解禁になると、最近ではみたいことのないような、人数の方が鮎の友釣りをするために川に入ってくれたんです。やはり前々から宣伝効果のあった、琵琶湖産の鮎が入ったということで、釣りファンはこの日を楽しみにしていたんでしょうね。当日の解禁には何百人の人が入り、多くの釣り人が、しっかりとした釣りの成果を得たんです。
それから早い時期に釣り上げてしまうと言われる、追いのいい琶湖産の鮎が釣れなくなり、残りは静岡の試験場の鮎になってしまいます。試験場の稚魚は養殖と同じレベルなんですよね。川に放流しても、縄張りを持つ野鮎になることが少ないんです。ですから群れをなして行動する鮎が多くなり、本来の鮎の友釣りから、群れをひっかける釣り方に変わってしまいます。それでは面白くないのですが、それも河口でとれる稚魚がいないのでしょうがいんです。
追いのいい野鮎から群れ鮎を釣らないと数を稼げません。ですから今の上手い人釣り人は、色々な性質をもった鮎を釣るテクニックも必要になると思います。鮎の友釣りの最高の時期が7月です。7月には鮎も大きくなり、香りも良くなって来ます。そんな7月に今年は大雨が降ってしました。大雨といっても今までとは比にならない降水量で、佐久間ダムでは造られてから初めてとなる、64日連続の放流が行われました。それに伴い豊根ダムも長い間放流したんです。
2つのダムがこれだけ放水するのは珍しのですが、そのおかげで河川は全く鮎の釣りができなくなってしまっていたんです。長い間の放水で川の中に砂を置いてしまい。石が埋まりあゆが食べる垢が付けなくなったんですよね。そして河川を綺麗に整えてしまっているために、鮎も放水の時に隠れるところがなくて、流れてしまったかもしれません。
今の状態は、支流の相川は鮎の川攻めが入ってしまい、鮎がいなくなってしまってます。そして本来ならこの季節から釣り始める、大千瀬川の下川合地区でも、1番下流のポイントに砂が溜まり鮎がいないみたいです。やはり長い大雨のせいで鮎も流れてしまったのかもしれません。ただ期待は今釣れている上流の河内地区から小田敷地区までの間の河川の鮎が、落ち鮎として下川合に下って行くと、また楽しみな鮎の友釣りができるかもしれません。
正直な話し、7月の長い大雨で鮎はだいぶダメージを受けました。今は先ほど書いた河内地区から小田敷地区が釣れます。9月に入りいつものように、落ち鮎が下川合でまた釣れるといいなって願っています。
この記事の投稿者
乗本和男