いよいよ佐久間町にも光ファイバーが来るかも!

こんにちは。

浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。

移住者を斡旋している佐久間町浦川町区に、嬉しいニュースがやって来ました。実は僕たち山奥に暮らす者たちにとって、悲願というべきインターネット環境が、都会と同レベルになるかもしれないんです。長い間、もう直ぐ廃止になってしまうであろうADSL回線を使い、動画や写真を送る速度の遅さに悲しみを感じてしました。それがいよいよ浜松市が、山奥の天竜区にも光ファイバー網を構築する方向を固めてくれたのです。

正直な話し、山奥の町に暮らす多くの人はお年寄りが多いです。今まで浜松市の方から、新しいインターネット環境の整備のことが告げられたことがあったのですが、お年寄りにはあまり急な必要性がなかったんですよね。ですからネット環境(インターネット)より他の整備事業の方を市の方にお願いたせいで、遅れたのかなって思ったりもしています。やはり必要性の少ないことは、優先順位が後回しになる可能性がありますからね。

でも今回のコロナウイルスが、世界を自粛の促したせいで、ネット環境の大事さを切に感じることが出来ました。会社の中ではリモートによる会議などが多くなり、自宅にいて仕事ができるようになったんです。そして生活の中でも、友達や家族との楽しみ方も、リモート飲み会などネットを使って楽しむことが増えて来たんです。これから大幅にネットに依存する生活が多くなるということなんです。

僕たち浦川町区自治会は、田舎の大問題である空き家に移住者を呼び込む政策をやっています。お年寄りが多くなり、施設に入ったり、亡くなったったりで空き家になった家を、紹介する「ウェルカム集落」という浜松市の政策をやってます。ただこの政策にも色々なネックがありました。まず仕事がないことが大きいんです。街に通うと言ってもまだ三遠南信道が浜松と繋がってていないから通いにくいんですよね。それなら自宅でネットを使って仕事が出来ないか。それもADSL環境でした。

それがいよいよ光ファイバーになって回線速度が早くなれば、佐久間町浦川に住んでいて、ネットで仕事ができるんですよね。つまり生活をする条件が都会と変わらなくなってくるんです。その上に田舎は暮らしやすく子供も育てやすい。人の優しさを肌で感じることができるところです。

この浜松市が繋げてくれる光ファイバーに乗って、移住者が浦川の町に引っ越して来てくれたら嬉しいです。
なかなか浜松市の山奥には良い情報があまり来ませんが、今回は僕たちにとって、久しぶりに来た夢の持てる政策だなって嬉しく感じました。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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