アブラゼミの鳴き声は、梅雨明けが近いぞ宣言!

こんにちは。

浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。

今日は梅雨が明けたような天気になりました。ただ雲が多く時折見せる太陽の日差しが、そんな感覚に導くんですよね。そしてなんといっても早く梅雨が明けてほしいという、僕自身の思いがそんな気持ちにさせるんですね。なんせ今シーズンは例年よりも長く、大雨が降る梅雨が続きました。6月10日に東海地方は梅雨入りして、7月29日現在も梅雨に入っているんです。こんな長い梅雨は初めての経験です。

そしてなんと台風も発生していなんですよね。7月に入るといくつか太平洋側で出来て、日本に向かって上がってくるのですが、それが全く見ることができないんです。もしかすると気象庁の観測以来、初めて7月に台風が出来ないことになるかもしれません、なんといってもあと2日で7月も終わり、正直な話し熱帯低気圧もなく、タネがないから当分は出来ないかもしれませんね。

しかしこれだけ蒸し暑くなり、クーラーをバンバンに冷やして営業してるのですが、換気のためにドアをオープンにしているので、冷気が逃げていくんですよね。だから蒸し暑さも強く感じでる。そんな蒸し暑さを感じながら、お客さんのヘアーカットしている時に「今年は梅雨が長くて、体にカビが生えそうですね」なんて言ったんです。そしたらお客さんが「梅雨ならもう少しで終わるよ」って言うんですよ。なんでだろうって聞いたら「昨日はアブラゼミが鳴いたからね」って教えてくれました。

 

昔からアブラゼミが鳴くと、梅雨明けが近いということらしいんです。実はそれにはちゃんと理由があって、梅雨が開けそうになると、天気が続き気温が30度を超える日が続きます。そうするとアブラゼミも、地上に出て1週間という短い一生を終えるために出てくるんです。土から出て来ても雨降りばかりでは辛いです。卵を生むために1週間しかない期間を生きなくてはいけません。それを自然の中で感じているのだと、僕は考えているんです。

つまりアブラゼミは、気温が上がり天気が続くのを感じると、地上に出て来て卵を産む。それが梅雨明けの時と重なるから、梅雨明けの合図になっているんでしようね。昔からの言い伝えや風習ってのは、ちゃんと科学的にも通じることもあります。またそれが違っていてもそれがまた浪漫になっていいなって思っているんです。

今日はそんな梅雨明けが近いぞ宣言は、アブラゼミの鳴き声で分かるでした。それではまた。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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