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佐久間ダムの放水も、原田橋の完成による安心感があります。
こんにちは。
浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。
昨日から続く雨は、風が無かったものの強烈な雨でした。爆睡中の僕も、あまりにも雨が屋根にぶつかる音がうるさすぎて、目が開いてしまったくらいです。7月に入り20日にも続く雨に悩まされ、浜松市の152号線沿の山間部や、JR飯田線の秘境駅区間では、土砂崩れが起きてしまい、通行止めや運休が続いています。山奥では主要道路が遮断され、生命線のJR飯田線が運休になると、その代わりになるものがないんですよね。凄く不便な迂回路などを使わなくてはならなくなってしまいます。
続いている大雨のせいで、佐久間町を割るように流れている天竜川にある、佐久間ダムも猛烈な勢いで放水をし続けています。原田橋が崩落してから、今まではこの放水のおかげで、河川敷仮設道路が使えなくなってしまい。道の悪い山の高いところを走る林道を、迂回路代わりにしてました。運転の苦手な人は通ることを拒むくらいの道です。
その上に今回のように生命線のJR飯田線が運休になってしまうと、僕の住む浦川地区から佐久間町の主要地区(役所・病院等)に行くのに、全く通行する手段がありませんでした。学生や主要地区に通う人たちは、休むか慣れない旧道を約1時間かけて行かなくてはいけなくなってしまうんですよね。僕もお客さんがキャンセルになってしまい、辛いことを体験して来ました。
それが今年の3月の末に、総期間約8年近くかかりやっと待望の原田橋が完成したんです。高い位置にかかった橋は、佐久間ダムの放水も関係なく、主要地区への移動を容易にさせてくれます。こうやって今までは当たり前に使っていた原田橋が崩落したことで、不便さを痛感した後の開通したことの喜びは、より感慨深いものになったんです。
生活道路やJR飯田線が通常通り使えているうちに、もしかのためにもしっかりした迂回路など、いざという時に住民が困らない対策を作ってほしいなって思います。原田橋の完成は、住民の生活をより豊に感じさせてくれます。
この記事の投稿者
乗本和男