フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
小学生の社会学習のお礼に、可愛いお手紙をいただきました。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
先月、地元 浦川小学校の1・2年お生徒さんと、3・4年の生徒さんが、店に社会学習に来てくれたんです。可愛い生徒さんは、色々と床屋さんへの質問をしてくれました。地元では商店や会社が無くなり、子供たちもどんな店に行きたいという選択ができなくて、可哀想だなって思いました。浜松市と合併する前には、軒並み商店でしたが、今では10軒くらいしか残っていません。そのうちの6軒は理美容なんですよね。そんなことでも床屋に社会学習をしに行くということになったのかもしれませんね。
さてそんな床屋で社会見学をしに来てくれた生徒さんから、感謝の手紙を3通もらったんです。全て女の子でしたが、そのうちの2人がなんと、将来美容師になりたいという夢を持っているんです。嬉しいですよね。ボクは床屋なんですが、子供たちに取ってはどちらでもそう変わりはないんでしようね。ただお客さんとして、隣で嫁さんがやっている美容室に来てくれている子もいるし、親御さんを知っているので、凄く話しやすかったし、こちらの方も気持ちよく伝えることができました。
手紙の中には、美容師になりたいから、色々なことを教えていただき嬉しかった。と書いてあったんです。美容師になるには、まだ少し先の話しになるので、色々な情報をいっぱい集めて、どんな美容師になりたいのかって、決めておけるといいよね。きっと皆さんが美容師になる頃には、美容師のあり方もだいぶ変わって来ると思います。その中で自分がどう美容師の仕事を楽しんでいくかってことを考えて行けたらいいね。美容師も床屋も同じ髪の毛を切って、容姿を綺麗にするのが仕事です。それを忘れなければ、きっと素晴らしい美容師さんになれると思います。
そして「店に来て色々と質問していたら、髪の毛を切りたくなって来た」なんていう手紙ももらいました。きっとお客さんで来た時には話せない、ハサミのことやカットの仕方など、色々な技術やハサミの値段などを聞いて、凄いなって感じてくれたんでしょうね。また店にカット来てくれた時に、お話しができると嬉しなって思います。
子供達が社会勉強にとボクの店を選んでくれて、凄く嬉しかったです。そして人の髪の毛を切る仕事がしたいという夢を持ってくれたのも凄く嬉しい。これからもどんどん色々なことを学び、将来の夢を現実にするために、頑張ってほしいなって思います。
お手紙ありがとうございました。大事に取っておくね。
この記事の投稿者
乗本和男