梅雨の季節、クセ毛のリーゼントを1日持たせる方法!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

このクセ毛には辛い季節になりました。湿度が高いと髪の毛がクルクルとしてくるんです。一生懸命にセットしても気がつくと、髪の毛はクルクル。遊び行ってこうなっちゃうと大変なことになります。

高校1年生の時にはクセげのおかげで、先輩に呼び出されて「お前パーマかけとるなー!」と説教をされたこともあります。床屋のせがれということもあり、ボクがクセ毛と言っても、誰も信用してくれずボコられました。その時からクセ毛はイヤでしょうがなかったのですが、2年になり髪の毛をリーゼントしにして良くなってからは、めちゃ都合がよかったです。

なんせクセ毛はリーゼントが作りやすいんです。パーマもそうですが、ただ湿気に弱いんですよね。クセの部分をしっかりと伸ばしても、湿ったりすると一発でクルってなってしまうんです。学生の頃は運動もしたので特に汗を飽きたのですが、リーゼントにセットしていっても、帰るころにはパンチパーマみたいにクルクルしたんです。

なぜクセ毛は湿気でクルクルしちゃうのかというと、髪の毛は同じ太さではないんですよね。でもその凹凸がひどくなると髪の毛のクセ具合は強くなってきます。髪毛には凹凸があり、濡れた髪の毛を乾かすと、幅が狭い部分は早く乾き、太い部分は乾かないわけです。そうなると乾いた部分早く縮まり、だんだんとクセが出てくるようになってくるんですよね。

その凹凸を無くしてストレートにするのが、俗にいう縮毛矯正という技術なんです。これは毛を薬品で膨張させて、アイロンでプレスして平にするんです。ですから凹凸がなくなり、直毛に見えるんですよね。ボクもこれをやると楽だから何回かやったんですが、ただ縮毛矯正をやるとオールバックはできるんですが、今度はポンパドールが上手く作れなくなるんです。

もしクセ毛の人が縮毛矯正をしてリーゼントを作りたいのなら、フロントポンパドールの部分は縮毛矯正をしないか、それとも弱目にかけてもらうと、後から高さのあるポンパドールができ、サイドトップはビシッと直毛で抑えることができますよ。

梅雨の季節はクセ毛のリーゼントは辛いところがあります。作ったリーゼントが崩れないように、スパーハードスプレーでカチカチに固めるか、フロントを残し縮毛矯正をすると1日カッコいくいれると思います。参考にしてみてください。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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