商売に人柄は凄く大事、そんなことをまた改めて教わりました。

こんにちは。
浜松市の理容師 乗本和男です。

新しいヘアスタイルとファッションを、お客さんにて提供している仕事をしていると、自分が古臭くなっていくことに凄く違和感がったんです。

古臭くなるということは歳をとっていくということ。

そんな自分が歳を取っていくと仕事的に自分の格好やファッションを今風というか、若い人に受けるようなものにしたくなるんですよ。

若い頃はその時代に流行っていたヘアースタイルなんかをやらずに、僕の好きだったリーゼントのヘアースタイルでずっといました。

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それはヘアースタイルがその時代に合ってないものでも、自分自身が若かったから気にならなかったし、自分のスタイルに自信があったんです。

でもそれが30代に入り自分がだんだんと歳をとっていき、自分より若いお客さんが多くなっていくと、心の中で今まであった自分の自信が少しづつなくなっていったんですよね。

そうなると自分の好きだったヘアスタイルを今風に変えてみたり、自分がお客さんの好みに合わせようとしていくようになったんです。

だから何をやるにもぎこちなく、40を超えたおじさんが若い子と同じようなヘアスタイルをやったところで若くみられることはないのに、それでも若いお客さんに気に入ってもらいたくて真剣だったんですよ。

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でもそんなことはいつまでも続かないんだよねー。

それって本当の自分ではないから、好きでもないことをお客さんに気に入ってもらいたくて、一生懸命若作りしていることが凄く辛くなって来るんです。

でも下澤先生と出会い、自分の好きを追求していく自信をつけてくれたんですよ。普通に考えれたら分かることなんだよねー。だって自分が違和感を感じているのにそれをお客さんが感じないわけがないもん。

だから余計に上手くいかなかったんだろうなー。

こんなことをふと考えたのは千葉から昨日来てくれた高橋さんがフェイスブックに投稿してくれた言葉を見たからんです。

「腕とか技術とかも大切だけど、1番大事なのは誰に髪の毛をカットしてもらうかなんです。」

その言葉を見た時に自分の好きなことを発信して、もっと個を出していこうと改めて感じました。

やっぱり大事なのはその人の人柄、もっと僕の良いとこ悪いとこを発信して、人間臭い乗本和男を出していきたいです。

ありがとう高橋さん。

 

 

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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