今日は、結婚してから嫁さんの30回目の誕生日。

陽子が僕に騙されて嫁いで来てから、誕生日が30回目を迎えました。
初めてデートした日、先輩に借りたマツダ ファミリアに乗って、もちろん車の中はオールディーズな曲を聞きながら、意気揚々と待合場所に向かって行きました。それから色々なことを乗り越えて、4年の間の付き合いを終えてプロポーズ。なんとか承諾してもらい、自分の口の旨さに惚れ惚れした記憶があります。

僕が23歳で22歳の陽子。当時実家に挨拶に行った時に、お父さんに「まだ早いんじゃないか?」って言われたのを覚えています。当時の僕は一丁前の大人になった気持ちでしたが、今自分の娘たちが27歳や24歳なったけど、結婚したいと言ってきても「まだ早いんじゃないか!」って言いそうな感じです。幾つになっても子供は小さな時のままなんですよね。でもそんなお父さんの言葉を振り切って浦川に来てくれました。

僕も陽子も今考えると若かった。まだ自分が遊びたい気持ちでいっぱいの時の結婚でした。「早くしないと誕生日が来てしまうから、その前に結婚式をあげたいね。」って、6月10日にあげたんです。それから新婚旅行先のハワイで、第1回目の乗本になってからの誕生日を祝いました。まだラブラブな2人でしたが、兎に角ほとんど旅行中は、寝てばかりいた陽子のことしか記憶にないのが寂しいところ(笑)

そして子供を2人授かり、色々な出来事を2人で乗り越えて来ました。あっという間に子供は巣立ち、気がついたら2人だけの世界です。ただ陽子が去年からオールディーズにハマってから、僕の人生もすごく変わって来ました。何より一緒に大好きなオールディーズを楽しみ、会話もダンスやライブのことが多くなってなって来たんです。29年間は、なんだったんだろうか?そんなことを陽子の顔を見る度に首を傾げてしまう今日この頃。オールディーズのおかげで、また2人の距離感が近くなって来ました。

きっとこれからもオールディーズを間に、2人で楽しくやって行けると思います。今まで子育てや色々なことで大変だっただけ、陽子には楽しいと感じる時間を持たせてあげたいです。

「陽子、誕生日おめでとう。今日で52歳になったけど、オレの中では初めて出会った18歳の時のままだよ」

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ