おかげさまで 新装開店 5年目を迎えてることができました。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

知らない間に「ヘアーサロン  ノリモト&美容室 楽」が、新装開店して5年目に入りました。コロナウイルスのことばかり気にしていて、自分の店の新装開店の日も忘れているなんて・・・。ちょっとショックですが、でもほとんど新装開店の日と同じなので良しにしましょう。


1996年5月24日に、新しく新装開店して、今年でまるっと4年、いよいよ5年目に入りました。あっという間に過ぎてしまい、もう4年も経ったんだなって感慨深いところがあります。でも僕みたいな者が、こうやってやってこられたのは、来店してくれたお客さんや励まし勇気付けてくれた仲間のおかげです。本当にありがとうございました。

今振り返ると4年前には、まだ店を新しくして10年しか経ってない前の店を壊し、新しく床屋と美容室を作ることにして、自分の思い通りの世界観の中で仕事をしたかったんです。こんなことをこんな山奥でやると、今までの既存客からは、嫌われるのではないかという不安が頭をよぎりました。正直な話し、僕の店は親父の人気で持っていたところがほとんどでした。僕らはそれにぶら下がり、楽をしていたんですよね。

その父親が他界してから、どんどんお客さんも減り、これからここで床屋をやっていけるのかなって考えていたんです。そんな時に思い切って自分の大好きな店に作り替えることで、もっと自分の良さを表現したかったんです。つまり「ヘアーサロン ノリモト」は、父親の店ではなくて乗本和男の店だいうことを示したかったんです。

きっと周りの人やお客さんは、父親が他界してからは僕の店とは認識していても、父親からの延長と感じていたと思うんです。それを断ち切り、僕の個性で固まった店を作りました。

大好きなオールディーズテイストの店の構えに、内容もオールディーズ。壁にはエルヴィス・プレスリーを始め、オールディーズの有名な歌手や映画のサントラ盤やLPのジャケットを飾りました。BGMはジュークボックス型CDから流れるオールディーズソング。もう毎日が大好きなものに囲まれて仕事ができてます。そんな仕事では、明るく前向きな気持ちで取り組めるんですよね。そして5年前から取組始めた SNSとブログのおかげで、地元だけではなく多くの新規のお客さんが来店をしてくれるようになったんです。ありがたいことです。

自分の個性を出すって、床屋ではタブーな感じでした。お客さんに合わせるのが、床屋の営業だと教わってきたからです。でも自分の個性を出すことは、実は自分の良さを表現する手段でもあるんですよね。個性を出すことでお客さんに共感を持ってもらい、そしてそれを追求することでその繋がりが強くなる。こんな山奥にこんな店があるんだという「差異」も働いたのではないかって思います。 SNSやブログをやってなかったら、個性を出した店を作っても、これほど新規のお客さんに足を運んでもらえなかったでしょう。


これからも「共感と差異」をお客さんに提供できる。そんな店作りをしていきます。そしてこのブログを読んでいただ皆さんはじめ、多くの方に「ヘアーサロン  ノリモトに来てよかった」と思われるようにしていきます。よろしくお願い致します。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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