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これからの感染予防は、「程よい気の緩み」が広がるといいな。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
相次いで緊急事態宣言が解除になり始めました。まだ主要都市の解除までには至りませんが、愛知・大阪・兵庫など今まで厳しい状態からの緩和は嬉しいことだと思います。特に商売をやっていて自粛・休業要請など、仕事が続けることができなかった業種では、仕事を再開できる嬉しさと、お客さんが戻ってくるのか?という不安が入り混じってのスターとになりそうです。ただこれだけ休んでいると、お客さんとの関係性が続けられた店は大丈夫でしょうが、そうでない店はお客さんが戻ってくるのか分からないですね。その理由は、その店に行かなくても生活できたこと、それによって忘れられることがあるからです。こんな長い休業の時こそ、SNSを巧みに使い、お客さんとのコミュニケーションを取ることが大事だなって思いました。
さてうちの店はどうかと言いますと、おかげさまで自粛要請も休業要請もなく、通常通りに営業させていただきました。ただこんな時に店を開けているわけです。それ相当の覚悟がないと仕事ができないなって感じました。そのためにお客さんが不安にならないように、しっかりとお客さんに伝わる感染予防対策を実施し続けています。そのおかげでお客さんには「安心だ・気持ち良く髪の毛をカットしてもらえる。」など、通常と変わらない安心・安全な施術をして喜んでもらっています。
ただここに来て全国の県が緊急事態宣言が解除になりました。溜まりに溜まったストレスなどを発散するかのように、これから人の外出が増えてくると思います。初めは気をつけていることも、知らない間に忘れて緩んでくるんですよね。でも僕も含めて早く日常の戻りたいから、そうなる気持ちも分かります。
ではうちのお客さんの緩みはどうかと言いいますと、気持ち的にかなり緩んできたような感じがします。その理由は、お客さんの口から「浦川はまず感染者は出ないけどなー」という言葉出るからなんです。僕もそんなことを、本心は思っているところもあるのですが、誰が感染してウイルスを持っているのか分からない状態では、気の緩みが怖いです。コロナウイルスを不活化にさせる薬やワクチンが出てくるまでは、気の緩みはできないですね。ただ締めすぎも経済が衰退してしまい、大変なことになってしまいます。「程よい気の緩み」なんてないかもしれませんが、そんな都合が良い言葉が広がると良いなって思いました。
この記事の投稿者
乗本和男