ついに完成!浦川の発明家、間木さんが作ったマギケンカッター!

ついに完成いたしました!4年間の歳月をかけて出来上がった。地元佐久間町浦川の発明家の間木さんが、自分の想いを一心に詰め込んだ、草刈機のカッターが出来上がったんです。4年前に初めて構想を聞いてから、あれやこれやと研究をして試作品を作り、特許を取ったのが1年前になります。浜松市の特許の大会では上位に入賞、その素晴らしい草刈機のカッターを認められました。

4年前に僕が畑の草刈機が使いにくいと話したのきっかけで、間木さんがずっと温めていたアイデアのことを話してくれたんです。それからも来店するたびに試作品を持って来てくれて、使ってみてくれないかと、僕も何度か使わせていただきました。その時は僕も慣れないせいもあり、少し使いにくい所や、こうした方がいいなど、自分が感じたことを言ったりたりして、間木さんが完成に向けてどんどん進化させて行ったんですよね。

そして特許が取れて、あとはどこの会社で作ってもらうか!そしてどんな材料を使うか!色々と悩んでいたんです。何に悩んでいたかというと、カッターの材料なんです。鉄を使うと安く出来るのですが重た過ぎる、プラスチックで作ったら軽くても強度が低くてダメ、そこで決まったのがステンレスなんです。重さもそんなに気にならないし、強度もいいです。ただ問題があるんですよ。値段が高くなってしまうんです。

大きな企業ではないので、大量生産は出来ません。ですからどうしてもコストがかかり、価格が高くなってしまうんですよね。多くの人に使って欲しい!という気持ちが強く、また妥協をしないから作ってくれる工場が決まるのに1年もかかってしまいました。でもそのくらい拘って作ったから、この草刈機のカッターはインターネットや農業ショップでは売れないんです。ほとんどが口伝えか商工会の紹介で販売するみたいです。

 

でも出来上がった草刈機カッターを持って来てくれた間木さんは、嬉しさで顔がニコニコしてました。本当に自分の子供を世に送り出す気持ちなんでしょうね。そんな草刈機のカッターができたことを、前々から伝えていたSNS友達の門西さんに紹介したら、早速使ってみたいという連絡をいただいき、直ぐに間木さんに連絡しました。喜んで飛んで来てくれた間木さん。僕のと門西さんの分を大事そうに渡してくれました。

来週はいよいよ畑の草刈りをします。どんなに進化したのか楽しみー!そして門西さんに渡し使ってもらえるのも凄く楽しみです。どんどん広がって多くの草刈りに悩む人を救って欲しいなって思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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