さよならKING OF ROCK’N ROLL!
僕が生まれたのが1967年です。ROCK’N ROLL が生まれたの1955年です。生まれる12年も前の音楽を、大好きで聴いています。でもその音楽には、歴史の重みを感じることができるんですよね。その理由は、1955年前にはなかった若者が聴く音楽が出来たことなんです。それまでは大人に好まれたクラッシックやジャズなどの音楽がほとんどでした。それがこの年を皮切りに育っていったんです。
ロックンロールを世界に広めた歌手は何人かいます。でも僕の中では「エルヴィス・プレスリー、チャック・ベリー、リトル・リチャード」なんですよね。そ中のエルヴィス・プレスリーとチャック・ベリーは、もう天国に旅立ち、リトル・リチャードだけがロックンローラーとして、頑張っていました。でもついに昨日5月10日に天国に旅立ったんです。
そのニュースを見て、なんとも言えない寂しさに打ちのめされて、やりきれない気持ちになりました。僕がオールディーズを好きになってから、エルヴィス・プレスリーは僕が10歳の時、チャック・ベリーが3年前に旅立って、今回はリトル・リチャード。年齢からしたら87歳という年齢で、大往生だとは思うのですが、いつまでも元気でいて欲しかったです。
そんな彼は、1957年にいきなり引退を表明して牧師になったのですが、1962年にまたカムバックしました。その時の前座があのビートルズだったんですよね。若い頃から同性愛者と自分で公表していて、当時としては厳しく許されないことだったけど、ロック魂であえて派手な化粧をしてステージに上がって歌っていたんです。その後は色々なアーティストとのコラボやドラマなどに出て、2013年にアーティスト活動から引退したんです。
いくつかある彼の曲の中で、何が1番好きと聞かれたら、この曲と答えます「Rip It Up」他の曲とは歌い出しが違い、あまり激しくはないけど、ノリがサイコーなんですよね。そして今までに1番多くのアーティストにカバーされた曲なんです。今日はこの曲を聴いて一杯飲みたいな。
寂しくなりました。
大好きなリトル・リチャードが旅立ちました。
もうあの派手なアクションでのピアノ演奏は見れません。
大好きだった彼の曲「Rit It up」を聴きたいです。https://t.co/YMZNWNVz0B pic.twitter.com/UN462hSyyX
— 乗本和男 (エルヴィス) 【フィフティーズな床屋の店主】 (@tokayanori47) May 10, 2020
また大好きだった「KING OF RODK’N ROLL」がいなくなって凄く寂しい。でも元気にしてくれる曲をいくつも残してくれました。コロナウイルスが終息したら、そんな曲をライブハウスで踊りたいです。
さよなら「リトル・リチャード」そして「KING OF ROCK’N ROLL!」
この記事の投稿者
乗本和男