フィフティーズな床屋, 仕事観, 床屋ネタ, 暮らし, 雑感
中日新聞の浜松市民版に、記事として載せていただきました。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
僕がコロナウイルスの予防対策として、10日前からやっているフェースガードのことが、中日新聞に載ったんです。店の中でお客さんの不安をとり除きたい、そんな一心な気持ちで始めました。これはコンビニのレジで、透明なシートで遮断をして飛沫を防いでいるのを見て、自分の経験からこれを使ったら、店でもお客さんとの飛沫感染を防げることができると考えたんです。
それが草刈りの防護面を使うことでした。顔を隠すネットを外して、プラスチックの下敷きを代わりに付けて完成です。しかしちょっとした誤算が生じました。それはプスチックの下敷きが、透明ではなくて半透明だったんです。だから少し見にくいんですよね。でもなんとか仕事に支障がなかったので、やる事はできました。でも気になるので、通販で見つけて新しいフェースガードを買い被っています。
そんな草刈りの防護面を改造して、コロナウイルスのフェースガードにしたとブログに載せたら、いつも気にしてくれている中日新聞の島さんが連絡をくれたんです。「乗本さんが仕事の時に被っているフェースガードのブログを読んだのですが、そのことについて取材をさせてもらえませんか?」ということでした。もちろん僕はOKを直ぐに出しました。だってこのフェースガードを被って仕事をする事は、お客さんにも施術者にとっても、飛沫感染を予防して安心して仕事ができるからなんです。
島さんと話していたら、やはりそのフェースガードを被った状態の写真がほしいという事で、ちょうどその時に来店してくれた、松下大作さんこと大ちゃんにモデルになってもらったんです。そしてそれが新聞の写真に載ったんですよね。正直な話し、少しひょうきんなことに感じるかもしれません。でもね、お客さんや施術者の気持ちは、きっと飛沫感染を怖がっているんです。
ヘアーカットをしながら話をしないと言っても、なかなかできるもんではないです。ですからこういったフェースガードをする事で、お互いに安心して気持ちよく仕事ができます。
床屋さんにこのフェースガードが広まってほしい。そんな気持ちで新聞に載せていただきました。
この記事の投稿者
乗本和男