床屋の僕が手袋をする理由。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

どうしても気になっていた飛沫感染の予防はしっかりとできるようになりました。これによってお客との会話など飛沫しそうなことに気にしないで、仕事することができます。またそれによってお客さんも安心して、いつも通りにくつろげるんですよね。僕の仕事は、お客さんが日常で疲れた体や心を癒す、そんなことも仕事だと持っています。ですから、あくまでも楽しい会話や、気持ちの居心地のいい場所の提供など、お客さんが心地良いと感じてくれないと意味がないんですよね。

予防の中には接触感染というのがあります。それは人に触れたり、人が触れたところに触ったりすることによって感染するのですが、僕の仕事はまさにその接触感染そのものなんです。ですからこれをなんとか予防したかったんです。でもお客さんに触れなくては仕事にならないから、ガードするなら掌をガードして予防しないといけないなって考えました。

その時に浮かんできたのが、床屋の勉強会に行った時に、講師の先生が嵌めていた手袋なんです。その先生がその時に行った言葉が「髪の毛というところは、みなさんが思っている以上に雑菌などがいっぱいいるところなんです。これからは先の時代は、どんな菌が出てくるか分かりません。自分を守るためにも、この手袋をして仕事をしてください」だったんです。その時の僕の考えは「僕は仕事でお客さんの髪の毛を洗っているから、自分の手をそんなに気にしなくてもいいだろう」でした。

でも講師の先生の言葉が凄く気になって、手袋を買うためにショップにHPは登録してあったんです。そしてこのコロナウイルスでした。このウイルスと接触感染しないようにするのは、この先生が使っていた手袋が必要だと思い、直ぐに嫁さんと僕の手袋を注文しました。この手袋は薄くて丈夫で、使い捨てにするのはもったいないくらいなんですよね。それに嵌めたまま髭もそれるんです。掌の感触が嵌めてもそう変わらないんですよ。

保護面を被り手袋をする理容師なんて、可笑しいなんて言われるけど、お客さんには評判がいんです。皆さん口を揃えて「安心できるね」って言ってくれるんですよね。
お客さんの日常の疲れを癒すことも僕の仕事です。安心してしてもらえて凄く嬉しいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0 follow us in feedly

ページ最上部へ