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コロナウイルス(COVIDー19)に対するお客さんの意識の変化。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
コロナウイルスが広がりだしたことをニュースで聞いて、ここ佐久間町でも住民の方の意識が変わって来ました。それは今までは、まるでどこかで起きているような感じでいたことが、あまりにも山奥にも近づいて来たので、凄く敏感になって来たんです。先日の感染者の発表に愛知県新城市が出て来ました。それも僕たちが住んでいる佐久間町から、車で40分くらいの場所のところではないかと、近所の駄菓子屋のおっちゃんが仕入れ行って来た帰りに、保健所の職員と思われる人が、防護服を来て消毒らしいことをやっていたらしいんです。
そんなことを話たら、こんな小さな山奥の町では、うわさが直ぐに広まうんですよね。それからというもの、今までは「今はコロナウイルスであちこち大変になったなー」と人ごとでしたが「消毒液はなかなか手に入らないんだよね」とか「床屋さんも消毒をいっぱいやらないといけなから大変だね」とか、より身近に起きていることを感じて来たんです。
今日のお客さんもそうでしたが、どうしても家電量販店で買いたいものがあり、店に入り商品を物色して店を出る時に、「手を消毒しようと思ったら消毒液がなくて困惑したよ。」って教えてくれたんです。今までは消毒液なんてなくても気にしてなかったのに、今では店を出る時には手を消毒しないと気持ち悪く感じるんでしょうね。僕たちがいつも行っている大型スーパーでも、コロナウイルスが流行る前には置いてあった消毒液がなくなってました。お詫びを書いてありましたが、手に入らないということでした。
僕たちは仕事がら消毒液は常時蓄えているので、消毒液を持って出歩いています。ですからいつでも手を消毒できるようにしてあるんです。でもこれだけ消毒をしまくっていたら、かなりの消毒液の量を使います。床屋の仕事はお客さんとの距離が近い商売です。それだからこそ日頃の消毒に気をつけて来ました。今回のことで店の隅々まで、自分とお客さん、特にお客さんとが接触する場所は念入りにやっています。
僕がお客さんを守るための対策
・毎朝の検温
・マスクの着用での施術
・1人のお客さんごとに手洗い・うがい・除菌
・道具や椅子、換気やドアノブの消毒
・店内はシャープのプラズマクラスターと次亜塩素酸水の噴霧
・人混みへの外出の自粛お客さんへのお願い
・入店時の次亜塩素酸水による手指消毒をお願いしています。
・体調の申告。(自宅・店での検温・37.5度以上の場合は予約をキャンセルさせていただきます)
・店内で待つ場合はマスクをお願いします。(マスクがない場合は、車で待機してもらいます)
・シャンプーをしてからの施術になります。「におい」や「あじ」の異常を感じて、37、5度以上の発熱が4日以上続く場合や、咳、息苦しさ、だるさがある方。
緊急事態宣言の対象地域から田舎に帰省して2週間以内の方、また2週間以内に対象地域へのお出かけのご予約、ご来店はご遠慮いただいています。
本当に細かいところまでお願いし、気をつけて欲しいことを書きましたが、大切なお客さんを守るための対策です。コロナウイルス(COVID-19)が終息するまで、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。お客さんも僕たちも真剣にコロナウイルスに向き合わないと大変なことになります。本当に辛いことですが、あらためましてよろしくお願いいたします。
この記事の投稿者
乗本和男