フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
床屋は、地元の情報の発信サロン。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
町の床屋という仕事は、本当に便利なこともありまして、地元の情報を瞬時に得ることができるんです。色々な情報をお客さんが持って来てくれて、いつでも町のことは手に取るように分かるんです。でもちょっと知りたい情報を得ることができないこともあります。それはお客さんとしてみえない方が持っている情報なんです。それを知りたい時には、また違う方法を考えなくてはいけません。
実は今年度から自治会の役員が新しくなりました。僕は前年度のその前の2年間やらさせていただいたんですが、その時に「ウェルカム集落」という市の政策の承認を自治会でいただきました。そしてウェルカム集落の責任者が自治会長なので、今年度から変わるんです。もちろん活動するのは僕ですから変わりませんけどね。でも新年度ということもあり、1回目の自治会の会合で、この政策を取り上げてもらい、自治会の役員・各班長さんに協力をお願いしたいと思っています。
まず何をお願いしたいのかっていいますと、制作中の自治会の空き家MAPに空き家を載せるのですが、その空き家を紹介して欲しいんですよね。自治会の中に7つの班に分かれているので、その班の中にどのくらいあるのか、また空き家をどうしたいのかなど、大家さんにできたら聞いてほいんです。このこともしっかりやっておかないと、移住者の方がどのような空き家に住みたいのか、選ぶことができません。
そんなことを自治会の方で頼みたいと考えていたら、今年度から地元自治会の会長になる村本さんが来店してくれたんです。床屋ってこういう時には凄く便利なんですよね。早速ヘアーカットしながら、自治会のことからウェルカム集落のことなど色々と話させていただきました。村本さんは今までにも色々な自治会の役をやって来てる方なんで、色々な繋がりから自治会のためになることは、率先して調べてくれたりと協力をしてくれます。
今のところ新しく把握できている空き家が3軒あります。1つは平家で今年の3月まで人が住んでいました。あと2軒は無料で差し上げたいという空き家です。もちろん条件はあるのでそこは大家さんとの話し合いになります。まだまだ何軒かの空き家があるのですが、1人ではなかなか把握できないところがあるんですよね。今回はそのことを新自治会長にお願いすることができました。今月中に始まる第1回目の自治会の会合で、このことを議題にしてくれるみたいです。
さて世の中はコロナウイルスで辛い日々を過ごしています。そんな中でも山奥の町では、こんなことをやって頑張っているよって、少しでも前向きな気持ちになってくれたら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男