フィフティーズな床屋, 暮らし, 雑感
今日はお彼岸、大好きな牡丹餅を食べれる日!
あずきと餅米が好き過ぎて、毎月の「おついたち」に、お赤飯を食べることが楽しみでしょうがない僕ですが、実はこのお彼岸も楽しみでしょうがないんです。それは牡丹餅を食べれるからなんですよね。100%の餅米で作るわけですが、なんともいえない食べ応えのあるボリームと、大好きな餡子がいっぱい乗っているから好きなんです。僕みたいな飲兵衛は甘いものが苦手なんだけど、餡子の甘さというか餡子が好きなんですよね。餡子をつまみに日本酒を飲めてしまうくらい好きです。
そんな牡丹餅を食べれる日が今日。実際には毎日大手のスーパーでは売っているので、珍しくはないのですが、いつもは食べないで、この日に食べるのが良いんですよね。いくら好きなものでも、毎日食べていたら飽きてしまいます。それに有り難みなくなり、食べたーいって気持ちが薄れます。
僕が牡丹餅を好きになったのは、小学校の時です。運動会のお弁当を食べる時は、家族みんなで食べるのですが、僕の家は商売をやっていたので、親は観に来れなかったんです。その代わりおばあちゃんが来てくれたんですよね。その時のお弁当に中に牡丹餅が入っていたんです。
美味かです!美味かです!
久しぶりに食べた #牡丹餅 美味かです! pic.twitter.com/DTrPBstwLF— 乗本和男 (エルヴィス) 【フィフティーズな床屋の店主】 (@tokayanori47) March 20, 2020
僕は昔から、かき氷の金時が好きで、その店では井村屋のあずき缶を使いあずきを乗せていました。それを見ながら「いつか井村屋のあずき缶を1人で全部食べてみたい」っていつも夢描いていたんです。
そんなことを知ってるおばあちゃんは、きな粉を入れずに餡子をどっさりと乗せた、牡丹餅を作って持ってきてくれました。元気が出て競争でも速く走れるどころか、食べ過ぎて遅くなってしまったくらいです。でも少し塩っぱめの餡子が美味しくて、おばあちゃんに「餡子をいっぱい残しておいてね」って言って、お家に帰るとその餡子を、スプンですくって食べたんです。そのくらい好きだったんですよね。
流石に大人になり、もうあんこだらけの牡丹餅を食べることはしませんが、このお彼岸が来るのが楽しみです。今日は家で作ったものではないですが、おばあちゃんの味を思い出していただきます。
この記事の投稿者
乗本和男