住民が少ない山奥でも、コロナウイルスの脅威がある。

大都会や街中なら、コロナウイルスの脅威ってあると思うんです。でも佐久間町みたいな山奥の田舎で、本当に警戒するような必要があるのかなって思ってしまうんですが、でも「テレビもねー、ラジオもねー」時代ならいざしれず、これだけテレビやインターネットが普及してる現代では、ここでも色々な情報がリアルに入ってくるし、車の普及で街に買い物に行くことも多くなっているんです。ですから人が少ない佐久間町でも、住民のかたは脅威に感じているんです。

それともう1つの不安材料がるんです。それはお年寄りが多いということです。60代では青年と呼ばれる佐久間町では、体力が落ちていても若者扱いですからね。これだけお年寄りが多く、もし感染してしまったら、大惨事になる可能性もあります。ですから街でもそうですが、色々な老人施設では、かなり気をつけてお年寄りに接していますよね。

そんなことも田舎で流行って欲しくない理由の1つなんです。もし流行ってしまったら、人口が半分になる可能性もあるわけですからね。お客さんとの会話もコロナウルスが中心になってしまいます。僕は意図的なんですが、お客さんが1番長く店にいる場所のカット椅子の前に、3月14・15日にやるはずだったライブのポスターを貼ってあるんです。その理由は、お客さんがこのライブのポスターを見て、どんな反応をするのかなって知りたかったからなんですよね。

コロナウイルスのことにかなり神経質になっていたら、きっとポスターを見て「中止になった?」って聞いてくるはずなんです。でも反応は、やはりみんなが集まる場所に行くことに、凄い警戒心を持っているんですよね。ここ佐久間町浦川にある「浦川ふれあいセンター」で行われるはずだったイベントや練習もほとんど中止になっています。

4月5日に行われる「浦川さくらまつり」も中止になってしまいました。僕が主催する「ウラカワ オールディーズ クラブ」という、ダンス練習も中止にしています。もしかすると4月も中止にするかもしれません。

それに僕の仕事はお客さんと接する仕事です。もちろん万全を期してやってますが、もしものことがあったら、とんでもないことになってしまいます。お客さんに迷惑をかけないように、そんなことに気をつけてコロナウイルスの脅威と戦って行くしだいです。本当に早く穏やかな日常が訪れてくれることを願っています。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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