エルヴィス・プレスリー, オールディーズ50', オールディーズ60', フィフティーズな床屋, ロカビリー, 仕事観, 床屋ネタ, 趣味, 雑感
好きなことの発信は、お客さんに自分の魅力を伝えファンを作る。
こんにちは。
浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。
初めてYouTubeを観て、お客さんが来店してくれました。そのYouTubeはただツイストを踊っているだけだけど、それを観て楽しく踊っているなって感じてくれて、会いたいと来店してくれたんです。人って自分がしたい聞きたいと思ったことを、やっている人がいたら会いたくなるんですよね。そしてその人と話してみたい、触れてみたい、同じ好きなことで共感したい。つまりファンになってくれる要素がいっぱいあるんです。商売をやっていたら、自分の本当の好きなことを突き詰めて行くって大事なんですよね。
さて昨日、初来店された藤原さんは、静岡県中部地区にある菊川市から来店してくれました。約2時間くらいかかったみたいです。元々はオールディーズではなく、モッズが好きで、昔は友達とバンドを組んでギターをやっていたみたいなです。でも最近はエルヴィス・プレスリーをカッコいいと好きになったみたいで、その延長でオールディーズも聴くようになったみたいなんです。そんな時にツイストを覚えたくて、ググっていたら僕のツイストを踊る動画が出てきたんですよね。その動画を観て会いたいなって、予約を入れてヘアーカットしにしに来てくれました。
もちろん来店してオーダーされたヘアースタイルはリーゼントです。でも今回は店にあるエルヴィスのポスターのようにしたいということで、いつもは耳を出し短めみたいなのですが、今回は耳にかかるくらいの長さでリーゼントを作りました。丁度いいクセ毛で、リーゼントもカッコよくできたんです。そこでいくつか、リーゼントの作り方をアドバイスさせてもらいました。
まずはいつも僕が言っている「根本を起こす」根本をしっかり起こすことで1番ボリーュームがほしいポンパドールの高さを出しやすくなります。そして藤原さんはスプレーを使わずに、リーゼントを作るタイプなんです。そんな方は、ポマードをつける時に、サイドバックは根元からべっとりと付けていいのですが、フロントは根元に付けないということです。必ずポンパドールを高く作ったら、2/3くらいのところから手に取ったポマードを付けてください。それによりポマードの湿気で、伸ばしたクセ毛がクルッとなることを防ぐことができます。
店にはSNSとかブログとかで、僕に興味を持ってくれたお客さんが来店してくれます。その興味も色々なんですが、ただ言えることは、僕が好きなことを一生懸命に頑張っていることです。そんな姿がお客さんにしてみたら、色々な形で見えるんでしょうね。オールディーズ好きに共感する、好きなことに一生懸命な姿に共感する、その時の人柄を好きになる・・・。
もっと色々な人と出会いたい、そして一緒に楽しめる友達になってもらい、ファンになってくれる人が増えたら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男