床屋もエルヴィスの振り付けも、真似るってすごく大事なことです。

こんにちは。

浜松市佐久間町の床屋 乗本和男です。

最近になり物珍しいおかげで、ライブで1曲歌ってほしいという依頼を受けることがあります。僕も今年の2月16日にやった静岡市のライブで歌う時には、初めてのライブのくせに11曲も歌わせてもらい、生バンドで歌うということがどういったものか勉強することができました。ただバンドを組んでないので、日頃バンド練習ができずに、当日のリハーサルもなく歌わせてもらうことが多く、バンドの方々には迷惑をかけてしまいます。演奏が上手い方ばかりなので、僕に合わせてくれて助かっています。

そんなステージで心がけていることは「まだ2回しかやったことないけど(笑)」上手く歌えないのは当たり前、そんなんことより、お客さんにどうやったら楽しんでもらえるか、ってことを考えているんです。商売でもそうですよね。お客さんが喜んでくれることはもちろん、楽しんでくれることに全力を注しでいます。そしてここが大事でして、どうやったら自分が最高に楽しめるのかなんですよね。その自分が楽しめる=お客さんも楽しめる になるようにしなくてはいけません。

そこで考えるのが振り付けなんですよ。オールディーズな曲って、今のエグザイルみたいな振り付けて歌う人はいないんです。どちらかというと直立不動で歌う人の方が多いかな。そんな歌い方が喜ばれていたのですが、1955年に出てきたエルヴィス・プレスリーは違いました。これでもかというくらいに腰を揺すって歌うんです。あまりにも振りすぎて、テレビ局にPTAからの通報が多く、一時的に腰振りをやめた時があったくらいなんです。

その腰を振る動画を観て、これをやったらお客さんが楽しんでくれそうだなって感じたんですよね。そこでエルヴィスの振り付けの動画ではなく、エルヴィスのそっくりさんの動画を観て練習しようと始めました。それはなぜか!エルヴィスを研究していて、観てるみるとエルヴィスよりエルヴィスらしいんです。そこでやってみるとめちゃ難しいんです。エルヴィスのあの振りパフォーマンスは、天才的な音感と、曲に酔いしれるくらいにならないとできないんですよね。

まずはそっくりさんの振り付けを観て勉強しました。でもなかなか上手くいかない。やはりここでやることは床屋の修行時代もそうだったけど、しっかり観て覚えることなんですよね。技術の上手い人の技術を観て盗む。そんなことが成長させてくれるし、上手くさせてくれるんです。しかしこのエルヴィスのそっくりさんは、めちゃ上手いです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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