活気呼ぶ架け橋となれ!原田橋に架ける想い!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

国道473号線原田橋の崩落事故から足掛け5年、原田橋のワイヤーが切れそうになってからは8年くらいが経ちました。これほど長く待ちわびた橋はないんじゃないでしょうかね。地元の住民はもとより、ツーリングや観光目的で来られた方にも、通行止めや仮設道路の不便さがあり迷惑をかけました。

観光やツーリングにしてみたら、突然予定を変更させられる原田橋を通って、目的地に行こうとは思いもしませんよね。この通行止めになったおかげで、観光など佐久間町に遊びに来た人に対して、信頼を失った感じがします。

そんな原田橋も2名の尊い命が犠牲になり、辛い工事が進みました。そして旧原田橋の横に作った新しい橋が出来上がる寸前に、崖が崩れ原田橋も崩落してしまったんですよね。それからまたその横に作ったのがこの原田橋です。ですから時間がかかるわけですよね。なぜ今の場所に作らなかったのか、今でも疑問になっています。色々な理由でこの場所になったのでしょうが、こういう結果になってしまい凄く残念だったです。

それから住民の方も交通手段には苦労してました。ダムの放水と警報があるたびに、仮設道路は通行止めになります。そうでなくても片側通行で、待ち時間が長い時には20分ぐらいあったんですよね。大事な時間をこの天竜川を渡るために、皆さんに使っていただきました。田舎の人は辛くて不便になっても「しょうがないねー」って、人が良いんですよね。そんな人が幸せに暮らせるような町を市には作ってほしいです。

 

そんな原田橋がいよいよ明日開通になります。まだ完全に出来たわけではなので、当面は片側相互通行になるみたいです。下から見上げると高く、ヒョロっとした細身の橋ですが、設計上では、安全な橋なんでしょうね。でも長かったこの原田橋が開通することで、僕たちの生活も少しは楽になるかもしれません。ただこの橋が出来るまでには、交通手段の不便さによる、人口の減少が進みました。橋ができたからといって、人口が増えることはないかもしれません。

ただなんといっても新しくできた僕たちの大切な生活道路です。この橋ができたことで、三遠南信道との繋がりからみる人の流入を考えて、前向きに人を呼び込む方法を考えなくてはいけないなって思います。観光も大事だけど、この佐久間町の良さを感じて、ここに住みたいという人をどんどん増やしていきたいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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