今日は歳神様からパワーをもらう、鏡開きの日です。

こんにちは。

浜松市の理容師 乗本和男です。

昨日は鏡開きの日だとお客さんに教えてもらい、忘れていたことを思い出して、昼ごはんに早速いただきました。最近の正月にはあまり雑煮を食べることが無くなったんです。その理由が御馳走を食べるのが忙しくて、雑煮を食べる暇が無くなったこと。昔しみたいに食べれなくなって来たのが、本当の理由なです。それだけ元気が無くなったんですよね。とほほですが、そんな餅を食べる機会が今日の日なんです。

この日の思い出というと、あまりいいことがなかったんです。それはなぜかといいますと、昔しは餅にカビが生えるのを防ぐために、冷凍庫に餅の残りを入れるなんてことはしませんでした。その代わりに餅に、桶を用意して、その中に水を入れて餅を入れていたんです。こうすることで空気と触れないから、カビが生えないだろうということなんですよね。でも実際に、この1月11日の鏡開きの日になると、しっかりカビが生えてしまい、おばちゃんがカビが生えていると、カビ臭くてまずいんで、包丁で丁寧にとってくれたんですよね。それでもカビ臭かったんです。

そんな嫌な思い出も冷凍庫の発達で、今ではカビが生える前に冷凍庫に入れちゃいます。今では冷凍専用庫があるので、餅がいっぱいあっても大丈夫なんですよ。だけど、長持ちし過ぎて、気がつくと去年の餅なんかも残ってる場合があるので要注意ですね。

今年の鏡餅を切るときに失敗をしてしまいました。包丁で切ってしまったんです。本当はマイナスドライバーとトンカチや、何かで砕かないといけないみたいなんです。切るってのがいけないんですよね。昔からの縁起物ですから、こういったこともちゃんと知っておくと、気持ちよく食べることができますね。

 

さて今日は鏡餅を食べましたかー。鏡をなぜ1月11日食べるか知ってますか?

実は正月に訪れる歳神様が宿るこの鏡餅を、体の中に入れ込み、パワーをもらうということなんです。物体のない神様のパワーをもらうことで、1年間 元気に暮らせるという祈りを込めて食べたんですよね。そんな鏡開きは、餅好きにはたまらない1日でした。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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