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「2020・2/29」ついに国道473号線 原田橋が開通します。
こんにちは。
浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。
ついに国道473号線 原田橋が、2020・2・29に開通いたします。凄く長い月日が過ぎてしまいました。僕たちの大事な生活道路の開通が、こんなに長引くなんて思ってもいませんでした。もっと早く完成していれば、町内からの人口の流出も防げたはずんですよね。この完成までの5年間に、生活道路が使えない不便さから、特に若い人たちが出て行ったんです。この止まった苦しい時間は、佐久間町に大きなダメージを与えてしまいました。
今でも思い出すと凄まじい出来事でした。市の職員の2人を巻き込んだ、大きな事故に発展してしまったんですよね。地元の人たち(元佐久間町役場職員)は、新しい橋を架けるなら、もっと下流の方が安全だから良いといつていたのに、地質学者を通して決めたのでしょうか。元の橋の少し下に新しく橋を架けたんです。そしたらもう少しで繋がる時に土砂崩れが起きてしまい、橋が崩落してしまったんです。幸いにも前回みたいに人身事故はなかったのですが、出来上がりかけていた橋がダメになってしまいました。
このことでもう少しで橋を通ることを楽しみにしていた、僕たち住民はまた使うことができなくなってしまったんです。そして結局は新しく崩壊した橋の下流に架けることになりました。それからまた時間がかかったんですよね。初めからこの場所にかけておけば、今頃はもう通行できていたことでしょう。本当に橋を架ける金額ではなくて、架ける場所がどこが1番適正か考えて、作ってくれたらよかったのにね。
そんな因縁の原田橋が2020・2・29にいよいよ開通致します。長かったー!でもこれで生活道路の不便さはなくなりました。今まで嫌な思い、辛い思いをしてきましたが、これで生活も少しは楽になり、安心できる生活に戻ることができます。ただ失った時間はもう戻ってきません。失った人口はなかなか戻ることはないかもしれません。でもこれを機に自分たちがどうしたら、楽しい町づくりができるのか、人が住みたくなるような町にすることができるのか。色々と考えていくことができるよになりました。
三遠南信道の浜松方面への開通にむけて、すべての場所で着工し始めました。この原田橋の開通と三遠南信道の開通を上手く使い、これからどう佐久間町をアピールしていくかが僕たちの課題です。
この記事の投稿者
乗本和男