簡単にできる「なんちゃってリーゼント」も良いんじゃない!

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

先日Twitterの方で「17時以降仕事が終わったあと、簡単にリーゼントができたらしてみたいですか?」という質問に、29人中72%の方が、やってみたいという人がいたんです。でもやっぱりリーゼントとうと、ビシッと決めないと行けない!っていう気持ちがあるんですよね。もちろん僕もリーゼントにする時は、そんな気持ちで作るんです。でもね、リーゼントって元々、サイドの髪の毛を後ろに流した時の、緩やかなカーブがイギリスのロンドンにある「リーゼント・ストリート」に似ているから名付けられたんです。ですから本当に大事なのは横の流しなんですよ。

みなさんが難しいと言っているのは、ポンパドール(フロントのもっこりした形)のことなんですよね。今ではポンパドール=リーゼント となってますが、実は違うんですよね。ただどうしてもポンパドール=リーゼントという考えが強いから、難しくてやるのが嫌になってしまうんです。

ですからもっと簡単に楽にリーゼントを考えてみたらどうかって思うんです。1番難関なのがフロントの高さを作ることですよね。僕のお客さんも「なかなかうまくできない」なんていう人もいます。というより相当慣れてないと作るのは大変なんです。やはり意図的に高さを出して、形を作るためには、自分なりの色々なテクニックをマスターしないと難しいんですよ。前に僕もリーゼントの作り方として投稿させてもらいました。でも理解できても、なかなか自分でやってみると難しいみたいなんです。やはり練習と時間が必要なんですよね。

そこで簡単に誰でもできるリーゼントを、なんちゃってリーゼントにしようということにしました。なんちゃってリーゼントの約束事です。それはみなさんがリーゼントと勘違いしている「ポンパドールの部分の定義を簡単にしちゃいましょう」ということです。その前に行きつけの床屋に行って、ボックスカット(スポーツ刈りを伸ばした感じ)にして来てください。それだけで簡単になんちゃってリーゼントが作れます。

 

サイドが刈り上げていてもボックスカットにしてあったら大丈夫です。手に硬めのワックスやポマードやジェルなどを適当に取り、手の平にしっかり広げて、一気に髪の毛を後ろにかき上げてください。かき上がったヘアースタイルをなんちゃってリーゼントとします。もちろんその時はちゃんとフロントを上げてくださいないね。整髪料があればその場でできる、これで17時以降にリーゼントストスタイルを楽しめますよ。
こんな感じで、これから簡単な「なんちゃってリーゼント」の作り方を紹介していきます。

みんなんで楽しもうね。

 

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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