僕の場合は、リーゼントの原型はスポーツ刈り。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

いつも疑問を持っていた「なぜオールディーズライブでリーゼントをする人が少ないのか?」この理由が、だんだんと分かって来ました。ただ単純に、仕事中はできないから、やリたくてもできない人が多かったんです。前髪を上げてポンパドールを作るヘアースタイルだけが、リーゼントだって思っている人が多いんです。実はそうでは無いんですよ。一応リーゼントというのは、サイドからバックに流し、後ろで重なるところ(ダックテール)をいいいます。でも前も書いたんだけど、日本ではポンパドールもダックテールも全て含めて名称をリーゼントと理容師の方が昔し決めたんです。ですからポンパドールでなくても、サイドを流すだけでもリーゼントなんですよ。

さてリーゼントにしたいけど、仕事の関係でできない人がいるということも、Twitterの質問で分かりました

「17時までの仕事のヘアースタイルから、17時からのビシッと決まったリーゼントに変えれるヘアースタイルがあったらやってみたいですか?」の質問に、なんと29人の回答者のうち72%の約21人が「やりたい」と答えてくれたんですよね。つまり実はリーゼントをやりたいなって持っている人が、結構いるんですよ。

ただリーゼントにする習慣がないから、どうしてもリーゼントにしたいなって思った時に、どうやって作って良いのか分からないと思うんです。それと17時に仕事が終わって、直ぐにリーゼントを作る髪型になってないんでしょうね。リーゼントに直ぐできるヘアースタイルは「ボックスカット」基本的には、スポーツ刈りが長くなった感じだと思ってください。サイド、バック、トップは短く、フロントだけを長くしてあります。それが伸びたのがリーゼントだとイメージすると分かりやすいかもしれません。

僕は出来上がったリーゼントスタイルをイメージしてから、どんなカットの仕方をするか考えます。ですからもうカットする前から、お客さんのリーゼントの形は決まっているんですよね。僕の場合はリーゼントの基本がスポーツ刈りなんです。角刈りではなく少し丸みのあるポーツ刈りなんですよ。もしサロンに行ってカットしてもらう時には「スポーツ刈りが伸びた感じで、リーゼントにしてください」と言ったら、きっと簡単にセットできるリーゼントにカットしてもらえると思います。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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