フィフティーズな床屋, 佐久間町の紹介, 暮らし, 雑感
生活道路の原田橋が完成すると、佐久間町が住みやすくなる。
浜松市の山奥は気温も下がってきて、いよいよ紅葉が始まるかなって感じになってきました。こうなってくると山奥にも紅葉を見にくるお客さんが増えてくるんです。佐久間町で紅葉を見たいなっていったら、やっぱり佐久間ダムでしょうかね。これだけ桧や杉が山のほとんどになっても、まだダムの方は、紅葉する木々が残っているんです。ですから天気のいい日には、ツーリングに来られる方も多く見ることができます。
そんな佐久間ダムに行く時に、国道152号線を使った場合はそのままいけますが、今できた三遠南信道を通って行くなら、原田橋を通らなくてはいけません。5年前に原田橋が崩落してから、河川敷に仮設道路を作り、そこを渡って行くことをができますが、雨による増水や警報により、1週間も通行止になってしまうことがあるんです。もし何も知らないでくると、引き返さないといけなくなるので、事前情報をしっかり確認して来てくださいね。僕も原田橋の情報を発信しているので、見てください。
さて崩落してから長い間、佐久間町浦川地区の住民は、台風による警報やダムの放流によって、生活には欠かせない主要なものがある、旧佐久間町の中心の佐久間地区に車ではいけない時に、時間の本数の少ない電車で通うという不便な生活をして来ました。それに浦川から原田橋を通らないと、病院や自治センターまでいけないんですよね。また仕事でも原田橋をと通らないといけない人たちは、不便だからと佐久間町から出て行った方も多くいました。
そんな原田橋が、足掛け5年目にしてようやく完成の目処が立って来たんです。来年の3月末には完成して、4月から通行が可能になるんですよね。正直な話し嬉しい反面、長い時間がかかってしまったなーって感じます。この5年間で原田橋関係で、佐久間町からどれだけの人が出て行ったんだろう。人口も一気に減り出し高齢化が一気に進み、きっと不安の中で生活をしていく人も多いと思います。
でもこの不安も三遠南信道と原田橋の開通で、きっと日の当たる明るい話になることと信じています。三遠南信道・原田橋が開通して、佐久間町浦川は素通りされる!のではなく「浦川に寄らないと」って言ってもらえるように、魅力を発信していかないといけません。やることは山ほどあります。この新しくできる原田橋を1つのきっかけとして、佐久間町が新たなスタートを切れたら嬉しいです。
この記事の投稿者
乗本和男