リーゼントの形は、年齢によって変化する!

こんにちは。

浜松市の山奥にある ヘアーサロン ノリモト です。

高校生の時からやっているヘアスタイルのリーゼント。学生の頃から今までのリーゼントの移り変わりを見ると、なるほどその時の自分がどうしたいかによって、リーゼントの形を変えているのが分かります。今だからこそ分かる、そんなリーゼントヘアのことについて書いてみますね。

僕が初めてリーゼントにしたのが高校の1年の夏でした。僕の高校では先輩の命令で、夏休みまで1年生は髪の毛を伸ばしてはいけないことになっていたんです。ですから中学生の時と同じBOUZUだったんですよ。僕の場合は先輩へのコネで、早い時期から髪の毛を伸ばさせてもらい、夏休みにはリーゼントができるくらいになってました。リーゼントに初めてしたのが15歳です。まだチェリーボイで、女の子の視線が凄く気になった時だったんです。

ですから僕がその時にしていたリーゼントは、クイッフという前髪を垂らした形なんですよね。前髪を垂らすことで、少し自分がまだ大人になりたくないとか、若いんだってことを主張しているんです。その方が女の子にカッコよくみられる感じがしたし、おでこを出すのがダサい(かっこ悪い)感じがしたんです。

それから高校2年生の頃に、 BE-BOP HIGHT SCHOOL というヤンキー漫画が映画になって、ちょっとその頃に流行ったヤンキーぽいリーゼントにしたんですよね。フロントはビシッとあげて、カドは角っぽくしたんです。角ぽくすることで男らしく見えるし、自分に変な自信みたいなのができたような感じがしたんですよね。映画の影響か大した硬派でもないのに、女の子とイチャイチャとしてるところを見られたくなくて、やたらツッパってている自分がいたんです。そんなフロントをあげて角っぽいリーゼントを、硬派(変にツッパっていた)を意識して40歳くらいまでやってましたね。

40歳を超えて性格も心も丸くなり、自分が何が好きなのか何をしたいのか鮮明になってきて、オールディーズが本当に好きなんだって確認したんです。それからリーゼントのフロントのポンパドールを強調して、角を丸くしてオールディーズなリーゼントにしました。やっぱり自分のことを再確認すると、本当に何がしたいのか明確になるから、リーゼントの形もで自分の気持ちと同じように、丸く変わって行くんですよね。

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こんな感じで、僕のリーゼントのスタイルが変化していきました。今改めてみてみるとその年齢の時の気持ちによって、変わってきたんだなってきたんだね。
若いとこは格好良く見せたい、社会人になって片意地貼ってた、40歳を超えて自分の好きを明確にできたことで、気持ちも心も丸くなったんです。
僕のリーゼントには、こんな歴史の変化があるんだなって再確認しました。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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