出張床屋をやっている理由。

こんにちは。

浜松市佐久間町の理容師 乗本和男です。

今日は出張床屋に行ってました。
出張床屋というのは、店に色々な理由で来れなくなったお客さんの、ご自宅や入院している施設に行って、髪の毛をカットしに行くとこなんです。基本床屋はちゃんと理容法があり、法律で定められた店以外で、むやみに理容業として仕事はできないようになっています。しかし、僕が行っている出張床屋のように、病気や色々な事情で、どうしても来店できなくなったお客さんに対しては、こちらから施術をし行くことができるんです。

僕を待ってくれている施設のおじいちゃん、おばあちゃん。

2ヶ月に1度という間隔で、特別老人ホーム佐久間の里にヘアカットに行ってます。施設に行くと今まで来店してくれたお客さんの顔を見ることができます。そんなお客さんを見ると「元気なんだ」と嬉しい反面、昔し健常者だった時の姿を思い浮かべてしまうんですよね。人は歳をとると色々な病気なり、体が不自由になったり認知症になったりします。自分ではどうにもならないことがあるんですよね。そんな風になった人を施設では、大事に介護してくれています。

施設に行って見るとそれが分かるんですよね。施設で待ってくれているおじいちゃん、おばあちゃんの顔がいつも和かなんです。笑顔や笑い声など、元気のいい声が聞こえて来ます。きっと自分の今の生活が気持ちがいいんですよね。この笑顔を見ると介護士の皆さんが、どんな気持ちで接しているのか分かるんです。きっと愛を持って接しているんです。そうでなかったらこんな笑顔を見ることはできないでしょう。

僕の出張床屋も同じです。ただ商売として特別老人ホームに、ヘアカットに行くわけではないんですよね。元気だった頃のお客さん、そんなお客さんがもっと施設でも快適に暮らせるように、笑顔で1日1日を過ごせるように。そんな気持ちでいつも行っているんです。


ですから話し仕掛けながらヘアカットするんです「綺麗になるよ」「可愛いよ」「また笑顔が素敵になるね」そうすると、小さくうなずくおばあちゃん。幾つになっても、病気をして普通の生活ができなくなっても、いつもまで笑顔を忘れて欲しくないなって思いで話してます。
僕の仕事は笑顔を作る床屋。そんな気持ちでいつまでもやっていきたいです。

 この記事の投稿者

乗本和男

浜松市の山奥にある佐久間町というところでフィフティーズな床屋 「ヘアーサロンノリモト」を営んでいます。フィフティーズ・ロカビリーが大好きで自然に囲まれながらロックな毎日を過ごしています。町の人に喜んでもらえる床屋を目指しています!
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